狛犬めぐり

白河市の新地山羽黒神社の参道には小松寅吉が造った、白河楽翁（松平定信）の歌碑を囲む石柵があります。石柵は豪華で細部にまで凝った彫刻が施されていて、一瞬、歌碑がどこにあるのかわからないほどです。扉の裏にも隠し狛犬がおります。また、狛犬や背の高い石燈籠もあり寅吉好きにはたまらない場所です。

高遠藩出身の小松利平が福島県浅川町に移り住み石工としての高い技術を広めていきました。利平が造ったと推定される八槻都々古別神社の狛犬を紹介します。

鮫川村にある熊野神社の狛犬は小松寅吉が1903年に造った飛翔獅子スタイルの狛犬です。イケメンで筋骨隆々な狛犬を紹介します。苔むした自然との融合もスピリチュアルな空間を感じさせます。

福島県中島村の川田神社（川原田天満宮）には小松寅吉（布孝）が蹲踞スタイルとは違った後ろ脚を蹴り上げた迫力ある狛犬が奉納されております。筋骨隆々の今にも飛び出してきそうな狛犬は飛翔獅子と呼ばれています。川田神社の狛犬は寅吉が造った飛翔獅子の最初の作品です。

狛犬めぐりを始めた夫婦の狛犬の紹介ブログです。福島県県南地方の神社やお寺には魅力的な狛犬や石像物が多数奉納されております。ガイドブック片手に狛犬めぐりをしませんか。

「飛翔獅子」～村社鹿島神社～白河市東下野出島　村社鹿島神には小松寅吉が彫った狛犬が奉納されています。雲の上に載って後ろ脚を宙に浮かせて飛んでいるかのような狛犬は全国的にも珍しく、『飛翔獅子』と呼ばれています。